「注文分譲クラウドDX」は、主に建設・建築業や不動産業の中小・中堅企業が、社内に散在する業務データの一元化、仕様変更に伴う「どんぶり勘定」や粗利悪化の防止、紙ベースの発注・経理業務の効率化を目的に導入しています。
特に「追加・変更見積入力による予想粗利のリアルタイム自動更新」「紙から電子受発注への移行(発注期間を約1週間から即日へ短縮)」「会計ソフト連携による原価・支払データ手入力の削減」において高い導入効果を発揮しています。
導入している企業の特徴(業種・規模)
業種: 建設・建築業(11件)および不動産業(9件)が中心であり、小売・卸売業や製造業でも利用されています。
企業規模: 従業員100人未満の中小企業が15件(20人未満、20〜50人未満、50〜100人未満)、100〜1,000人未満の中堅企業が9件となっており、中小・中堅事業者をメインに幅広く活用されています。
利用カテゴリ・部署: 建設業向けERPシステムをはじめ、見積作成、原価管理、工事台帳、タスク管理、不動産管理などの用途で、経営陣、営業、現場監督、経理、IT管理者など全社的な部署で利用されています。導入目的と解決したい課題
多重ファイル管理やデータ不整合(どんぶり勘定)の解消: 案件ごとに複数のExcelや書類が存在し、「どのデータが最新か分からない」状態や、打合せごとの仕様変更で「現在の現場粗利が分からない」という課題を解消し、データを一元化・最新化するため。
紙ベースの受発注手続きによる手間の削減: 従来の紙の発注書・発注請書による押印、郵送、印紙貼付等で発注完了まで約1週間かかっていた業務を短縮し、二重発注や二重払い、急な追加工事への対応遅れを防ぐため。
経理・各種申請における重複入力の撲滅: 会計ソフトへの手入力や、お客様情報(住所・氏名等)を書類ごとに何度も転記・記入する無駄な事務作業を削減するため。特に効果が高いとされる活用例(成功事例)
活用例①:「追加・変更見積」連動によるリアルタイム粗利管理と利益死守 注文住宅の仕様変更や追加工事の際、「追加・変更見積」を1本打つだけで実行予算・発注金額・最終引き渡し時の予想粗利までが裏側で自動連動して一括書き換えされます
。これにより、引き渡し直前に「利益が残っていなかった」という計算のズレが完全になくなり、目標粗利率をリアルタイムで確実にコントロール・死守できます。
活用例②:電子受発注による発注リードタイムの即日化とペーパーレス 紙ベースで行っていた発注作業をクラウド上の電子受発注へ切替えることで、クリックのみでスピーディーに完了できます。社内決裁後、即日完了可能となり(従来約1週間から大幅短縮)、急な工事依頼へも即座に対応できるようになります。
活用例③:会計ソフト・インターネットバンキングへのデータ連携による経理時短 原価支払データやインターネットバンキング用の支払データをインポート・出力できるため、個別の手入力作業が不要となり、大幅な作業時間短縮と入力ミス防止を実現しています。
活用例④:見込み客(CRM)から点検までの一元共有と「現場Plus」連動 営業の見込み客管理から設計、発注、支払、引き渡し後の点検履歴まで全データが一連でつながり、社内でデータを検索・確認する手間が軽減されます。同社の現場管理ツール「現場Plus」と連動させることで、請求・支払の適正化や現場確認作業の負担軽減にも貢献しています。
注文分譲クラウドDX運営担当からの回答