M2Xの最大の特徴は、事務所のPCで計画を管理する「管理・計画型」ではなく、現場担当者がスマートフォンでその場で記録する「現場駆動型・モバイルファースト」の設計です。
保全計画、点検、修理依頼、トラブル記録、予備品管理、設備台帳・文書管理、承認、ダッシュボードまでを1つのクラウドで提供しており、ITreviewの設備保全管理システム部門では最高位「Leader」を8期連続で獲得しています(2026 Fall時点)。
一方、利用企業からは、データ量が増えたときの一覧性や、細かな操作性に改善要望が寄せられています。
| 主要機能 | M2Xでできること | 利用企業が評価している点 | 改善要望・留意点 |
|---|---|---|---|
| トラブル記録・修理依頼 | 写真・動画付きでその場で記録・起票できます。選択式入力と必須項目の設定で、表記ブレや記入漏れを防ぎます。依頼から承認・完了までの進捗も一元管理できます。 | 事務所に戻って報告書を作る手間がなくなりました。電話や口頭で済ませていた修理依頼が記録に残るようになり、月42件の依頼が可視化された例もあります。 | 複数の設備をまとめて1件のタスクとして登録したいという要望があります。 |
| 点検・保全計画 | 定期スケジュールの自動生成と事前通知に対応しています。年・月・週・カンバン・表の各ビューで計画を確認でき、点検で異常値が入力されるとアラートで通知されます。 | 点検の実施・未実施が色分けで一目で分かり、点検漏れが減りました。「平日+第1・3土曜のみ稼働」といった変則的な稼働日にも設定できます。 | 点検項目が多い帳票ではスクロール量が増えること、日常点検の帳票の並び順に要望があります。 |
| 予備品管理 | 作業記録に使用部品を入力すると在庫に自動で反映されます。発注点アラート、発注書の作成、複数拠点の在庫の横断管理にも対応しています。 | 誰がいつ何に使ったかが画面で分かるようになり、欠品や部品を探す往復が大きく減りました。 | 発注管理画面での入庫処理の分かりやすさや、発注書への送料・諸経費などの任意項目の追加が求められています。 |
| 設備台帳・文書管理 | 設備ごとにマニュアル・仕様書・CAD図面・トラブル履歴を紐づけられます。設備に貼ったQRコードから、現場ですぐに台帳を開けます。 | 紙やローカルPCに散らばっていた資料が一元化され、探す時間がなくなりました。 | 部品の登録項目が多く、初期登録に手間がかかるという声があります。 |
| カスタマイズ性 | 設備階層(最大10階層)、帳票の項目・並び順、ダッシュボードの集計軸を、自社で自由に設定できます。 | 既存の自社帳票をそのまま再現でき、「運用にシステムを合わせる」ことができた点が選定の決め手になっています。 | 基幹システムとの連携はプロフェッショナルプランのWebAPI・BigQuery連携で対応します。 |
| 検索・データ分析 | キーワード検索・絞り込み検索、自由に作成できるダッシュボード、全データのCSV出力に対応しています。稼働率・MTBF・MTTRはプロフェッショナルプランで提供しています。 | 「手書き→Excel転記→月末にグラフ化」という工程がなくなり、入力した時点でデータが見える化されるようになりました。 | パレート図の作成や、ユーザーごとのダッシュボード保存など、分析機能の拡充が求められています。 |
| サポート・開発体制 | 専任担当者が導入から運用まで伴走し、打合せの期間・回数に制限はありません。有人チャットは平均10分以内に一次回答しており、直近1年で現場の要望から302件の機能改善・追加を実装しました。 | 要望が短期間でアップデートに反映され、「売りっぱなしではない」点が高く評価されています。 | 機能追加のペースが速い分、変更点や新機能の使い方の把握が追いつかないという声があります。 |
| AI・自動化 | オプションのAIエージェントで、音声での記録入力、過去履歴にもとづく対応案の提示、仕様書の中身までの資料検索、対話形式での集計・レポート作成ができます。 |
※データ出典: ITreviewに掲載されたM2Xのレビュー(2026年10月時点)
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